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暮らしを「想造」したい
女性建築士のブログ
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『こだわり』をかなえるために・・・②

今年も爽やかな5月が巡ってきました(^^)

弊社敷地内のクレマチスも・・・

ご覧のように、大輪の花を咲かせました。

このクレマチス・・・
敷地境界に設置してある『木柵』の合間から、歩道に向けて顔を出して咲いているんです。

この『木柵』についてご興味ある方はこちらのページもご覧ください!

さて、今回は、施工例をご紹介するシリーズの第2弾。
このブログでは、家づくりにおけるお施主様の『こだわりや思い』をどのように形にしたかをご紹介しております。

#2 家族で使える『スタディコーナー』と『ライブラリー』のあるお宅

お施主様からは・・・
・家族のコミュニケーションがとれる間取りにしたい。
・親の目の届くところで勉強したり、教えたりするような環境にしたい。
というご要望がありました。

そこで、家族で使える広めのスタディコーナーをご提案しました。
スタディコーナーはLDKに隣接してL型に設置。

お施主様がパソコンを使う傍らでお子さんが勉強をできるスペースとなっています。
奥にある奥様のコーナーからも行き来できる便利な動線上にあります。

デスクまわりの壁はマグネットを使えるようにしました。
学校の時間割やお知らせを貼っておくのに便利です。

カウンター前面は・・・

ウォールナットの突板で本棚を造作。
飾り棚としても使ったり、圧迫感を軽減するためにところどころオープンにして、隣の空間からも使える収納棚としました。

また、お施主様は、
・お子さんが大きくなって個室を与えたとしても、子供室の気配が1階からもわかるように
・お子さんと顔を合わせられるように階段は玄関近くでないほうがよい
というように、家族の時間をできるだけ共有できるような間取りへのこだわりをお持ちでした。

なので、スタディコーナーの上部は吹抜けとし、2階の個室とのつながりを意識できるような空間としています。

スタディコーナーの本棚の反対側は、階段途中のスキップフロアの空間です。

趣味のピアノやバイオリンを家族で楽しめるスペースとしてご提案しました。
ちなみに、スキップフロアは「重量木骨の家」の得意とするところ・・・。
フロアレベルに段差を設けて、空間に変化をつけることができます。
1階より4段ほど高くして、音楽を奏でるためのちょっとしたステージとして利用していただければと考えました。

また、階段に腰かけて本やマンガを読むスペースとしても使っていただくことを意図し、この空間を「ライブラリー」と名付けました。
ライブラリーはLDKに隣接しており、階段途中のスペースなので、帰宅したお子さんが2階の個室へ向かう時もLDKやスタディコーナーからも顔を合わせられるようになっています。

お施主様のご要望にお応えして、本棚の一部分にバイオリンをかけられるようにしました。

LDKに隣接した「スタディーコーナー」と「ライブラリー」
家族の時間を大切にしたいというお施主様の思いから生まれた空間のご紹介でした。

このお宅の施工例はこちらから。

アーキレーベルでは、お客様の大切な家づくりへの思いを汲み取り、『こだわりがかなう家づくり』を心掛けています。
5/27(土)は「家づくり相談会」を開催予定です。
今回は、「ガーデンデザインから考える家づくり相談会」です。
緑を楽しむための間取りやショールームの植栽などもご紹介いたします。
ご興味のある方はこちらから。
お気軽にご参加ください。

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