立冬が過ぎ・・・
暦上ではもう冬に入ったそうです。
まだまだ寒くはないですし、まもなく街のイルミネーションも始まりそうですが・・・
ここ新潟市東区の現場では、今週から解体工事が始まっています。
内部は既にがらんどう状態・・・
今日はいよいよ大詰め!
解体部分と存置部分との縁を切ります。
屋根上では・・・
解体工が大人数で屋根瓦を剥いでおり・・・
一方、内部では・・・
大工が解体の相番をしながら、『襖』を小壁に貼っています。
「えっ? 襖を貼る・・・?」という疑問は置いといて・・・
工事はどんどん進みます。
次第に、屋根から明かりが漏れはじめ・・・
縁切りは、だいぶ進みました。
そして、さらに襖は貼り増しされて・・・
午後からは、もう青空が見えるくらいに・・・
完全に縁が切れました。
縁が切れたら、その後は・・・
存置部分の壁面をブルーシートで養生します。
ここまで来たら、もうお分かりかと思いますが・・・
あの謎の『襖』の答えは、シート養生の『下地』なのでした。
下地に、この既存の襖を使用する理由は、一言で言えば『廃材利用』。
これから約1年間、この状態が維持できればいいので、建築廃材を再利用しました。
しかし、このブルーシート。
10m×10mの1枚もので、しかも厚手だからとても重い。
つくづく思いました。
「大工2人呼んでおいて、よかった・・・」
来週からは、いよいよ・・・
重機を使っての上屋解体が始まります。