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現場施工日記
アーキレーベルクオリティ
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まもなく迎える新しい季節・・・

暖かい春を目前に控え、まもなく迎える新しい季節・・・

そんな3月に入り、ここ新潟市秋葉区の現場がスタートしました。

地盤調査の結果・・・
この敷地は、建物荷重の応力範囲内に地耐力不足の軟弱数値が不均一に見受けられることから、地盤改良工事を施すことになりました。

なお、地盤改良の工法としては・・・
わずかに『有機質土』が見られることから、土質に左右されない(固化不良を起こさない)『小口径鋼管杭』としました。

このφ48.6×2Mの鋼管杭35本が、建物荷重は軟弱層を素通りし、鋼管を介して堅固な地層に伝達されます。
つまり、『柱状地盤改良』が摩擦で建物荷重を支えるのに対して、鋼管はその先端支持力で沈下を防止します。

そして、その先端支持力を担う『先端ピース』がこちら!

この螺旋状(直径230㎜)の羽根を取り付けた先端拡翼部と鋼管を補強材とし、基礎底面下地盤の支持力と補強材の支持力を複合させることで・・・
ベタ基礎に要求される支持力を確保します。

この工法の特徴は、何と言っても・・・
①現場で造成する地盤改良とは異なり、鋼管は工場生産されるので品質が一定であること(固化不良がない)。

②先行して掘削した竪穴に鋼管を挿入するのではないので、土を排出する必要がありません(残土が出ない)。

③杭の完全撤去が可能であること(土地の資産価値を守り、環境にも配慮)。

来週から基礎掘削です!