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暮らしを「想造」したい
女性建築士のブログ
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耐震性能とは・・・?②

桜の季節になりました!

上の写真は昨年春に竣工した胎内市のお宅・・・
リビングダイニングの大きな開口部から公園の桜並木が眺められるお宅です(^^

さて、前回のブログでは・・・
『耐震性の高い住宅=許容応力度計算(構造計算)による耐震等級3を取得した住宅」で・・・
アーキレーベルが建てる『重量木骨の家』ではそれが可能になる、というお話をしました。

そして、もうひとつ可能となること・・・
それは、『開放的な空間をつくりつつ、耐震等級3を取得することができる』ということ。

例えば、ガレージハウス(インナーガレージ)。

このお宅のガレージのシャッター開口部の間口は5.4m。
車2台分の出し入れが可能です。

しかもガレージ内にも柱や間仕切り壁は必要なしです。

そしてガレージの上にリビングダイニングをつくりつつ・・・

『耐震等級3』を取得できます。

木造(在来工法)は、柱と梁のフレームに耐力壁(筋交や耐力面材など)を加えることで、地震や風などの横からの力に耐えられるようにつくられています。
下の階にいくほどかかる荷重が増えていくので、下の階をより強くしておかなければいけません。
また、上階からの荷重を下階にうまく伝えるために耐力壁の位置を揃えるなど、設計上の制約もあります。
つまり、木造在来工法では、高い耐震性能を保ちつつ1階に大きな間口のある大きな空間をつくるのが難しいのですが、重量木骨の家は柱と梁のフレームを強固につないでいるため耐力壁を少なく設計することができ、さらに耐力フレームを増やすことで下階の大きな空間を耐力的に強くすることができます。

大きな空間をつくりながら高い耐震性も合わせ持つ住宅。
アーキレーベルは、そんな住宅でご自分の趣味を楽しみつつ、ここちよく安心して暮らしていただきたい、という思いで家づくりのお手伝いをしております。

ちなみに5月開催のOPEN HOUSE『スキップフロアの家』には、オープンガレージもありますよ。
重量木骨の家は『スキップフロア』も得意とするところ・・・
詳しくはこちらからご覧ください。
皆様のご来場お待ちしております!

Suzuki