厳しい暑さの続く毎日ですが・・・
ここ北蒲原郡聖篭町の現場では、朝からポンプ車を設置して、コンクリート打設の準備中です。
この土間コンクリート打ち終えれば、ようやく外構工事も先が見えてきて・・・
安心してお盆休みを迎えられるというものなのですが・・・
十分に検討してきたとはいえ、打ち終わるまでは水勾配が気になるところです。
(いつものことですが・・・)
伸縮目地の天端から、ある程度の想像はつくのですが・・・
やはり打ち終わってみないと、完全にはわからない~!
(土間コンあるある、はやく打ちたい~♪)
とここで、なぜ伸縮目地が必要なのかといいますと・・・
別に、コンクリートの天端合せのためにあるわけではなく・・・
(それもありますけど・・・)
コンクリートのひび割れを防ぐためにあります。
なぜひび割れを防げるのかというと・・・
実は、気温の変化と共にコンクリートは伸縮をしています。
たとえば・・・
真夏の太陽の直射日光を受けたコンクリートは、触ることすらできないくらい高温になって大きく膨張し・・・
一方、真冬の冷たい風にさらされているコンクリートは収縮しています。
その他にも、大きな地震があった場合、(地震による振動がコンクリート構造物を大きく動かすので、力の逃げ場がなくなり)ひびが入ります。
つまり、コンクリートは自然の力で形が変形するために、その動きに対応した処置を取っておかなければ崩壊してしまうというわけです。
その伸縮を助ける(変形の力を吸収する)役目を果たすのが『伸縮目地』なのです。
そうこうしているうちに・・・
コンクリートが打ち終わりました。
うん、いいですねぇ・・・。
と、ここまでが午前中のお仕事。
午後からも仕事は残っていますが・・・
こ、こいつ・・・
我が家の愛犬チャッキーは、今日もお昼寝中・・・。
優雅です。
まるでリゾート気分です。
ある意味、飼主より優雅な生活です。
完全に野生を失っています。
さて私は…
あと半日、残りの仕事を頑張って、明日から夏季特別休暇をいただきたいと思います。