ところ変わって・・・
ここ新潟市北区にあります、県営住宅の現場では・・・
耐震補強工事をしています。
工事看板がなければ、「え、どこが・・・?」と思われるでしょうが・・・
北側にまわってみると・・・
仮囲いと現場事務所、その奥には外部足場が架けられていますので・・・
工事現場らしいでしょ。
その仮囲いの中では・・・
取付き部分の斫り目荒しが終り・・・
アンカーを打ち込むための削孔作業の真最中です。
ちなみに、この削孔は・・・
『コンクリート用きり』を使用して、打撃を加えたハンマードリルの回転力で穴を開ける方法と・・・
刃先にダイヤモンドが付いた『コアビット』を使用して、低速回転のドリルで開ける方法があります。
前者は電気さえあればすぐに施工可能なのですが・・・
後者は電気と水が必要になります。
なぜ水が必要なのかと言いますと・・・
コアビットの冷却と粉塵防止のためです。
これにより、粉塵・騒音での公害が少なく、短時間で削孔が可能になります。
イメージとしては・・・
粉塵をたてながら孔を削り掘るのではなく・・・
このコアガラのようにスポッ~ン!と抜き取る感じです。
スポッ~ン!と。
ちなみに、使用する水は・・・
南側の共用水道から分岐させて・・・
ぐる~と回り・・・
さらにぐる~と回って・・・
現場に入り・・・
バケツの中に溜められます。
同じバケツでも、こんなにも実用的な使われ方もあれば・・・
バケツの使われ方は様々なんですね。
そう感じたハロウィンの一日でした。