今週末に完成見学会を予定している、ここ新潟市東区の現場では・・・
今日は最後の大詰め、駐車スペースの土間コン打設です。
(ご近隣、ご通行の皆様、最後の車両通行止めです。ご協力ありがとうございました。)
毎日刻々と変わる週間天気予報に、昨日までハラハラドキドキしておりましたが・・・
そんな心配は無駄に終わり、嘘のように晴れ渡りました。
(どちらかというと、暑さの方が心配な日となりました。)
前面道路でポンプ車をセットしている間に、場内では左官屋が土間天端のレベルポイントを出しており、その際によく聞かれることが・・・
「鈴木組さんの土間コンクリートって、厚くね?」ということ。
逆に他所はどれくらいの厚みで打っているのか聞いてみると、だいたい10㎝もあればいい方だとのこと。
「えっ、そうなん・・・?」
(ま、他所は他所だし、うちはうちなので、軽く聞き流すことに・・・)
アーキレーベルでは、土間コン厚は120㎜を基準にしています。
(それでも120㎜以上の厚みになってしまうのですが・・・)
では、なぜ弊社の土間コン厚は最低でも120㎜なのかと言いますと、その理由の殆どが『かぶり厚』確保のためです。
理由①『ワイヤメッシュの線径』
まず、使用するワイヤメッシュ(溶接金網)は、同一線径の丸鉄線を縦・横の網目形状によって構成された幅1m×長さ2mの規格サイズ。
その丸鉄線の線径は数種類あって、主に流通している径が6.0、5.5、5.0、4.0㎜等あるのですが・・・
その中で、弊社が使用しているのはφ6.0㎜(これ一択!)です。
なぜその径かというと、それ以下のサイズ(φ5.5㎜以下)では、スペーサー以外の所に乗ると簡単に曲がってしまうからで・・・
曲がってしまうと、せっかくのかぶり厚が無くなってしまうからです。
(最悪、跳ね上がってコンクリート天端から出てしまいます。)
そして、弊社で使うスペーサーの自家製コンクリートサイコロは、溝部分で50~55㎜の高さがあります。
このスペーサーとワイヤメッシュの線径とを考えれば、コンクリート厚は120㎜も必要ないような気もしますが・・・
話はそう単純ではなく、ワイヤメッシュには『重ね継手』による厚みが発生します。
ここで、ワイヤメッシュの重ね継手には、『1節半以上かつ150mm以上重ねる』という決まりがありますが・・・
律儀にこの決まりを守っていると、ご覧のとおり42㎜(φ6×7段)の鉄筋厚になるのです。
ちなみに、その決まりの根拠は、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修『公共建築工事標準仕様書』によります。
アーキレーベルの家づくりにおいて、設計・施工管理は公共工事の仕様を基本としているので、自ずと『公共建築工事標準仕様書』の内容を遵守することになります。
つづく・・・