前回に引き続き、『階段』のご紹介です。
その前に・・・
階段というと、イタリアはローマのスペイン広場の大きな階段を思い出します。
映画『ローマの休日』でも有名ですね♪
そして、思い出すのが学生時の設計の授業。
ある時「東京の表参道の交差点付近に広場を計画する」という課題が出されました。
その際イメージしたのが、スペイン広場のような階段のある広場。
広場そのものが大きな階段になっているような・・・
(スペイン広場のほぼパクリ・・・)
その広場は、人との待ち合わせに使ったり・・・
ちょっと立ち寄って、腰掛けながらコーヒーを飲んだり、本を読んだり・・・
『段差』をつくって人を集めるというような趣旨で計画したと思います。
段差があることで視線も変わるので、街を高いところから眺められるというのも面白いかなと・・・。
家の中においても『段差』のある空間があることで、視線も変わり、空間に面白みができるというメリットもありますね。
ということで、スキップフロアの家の『階段』に話を変えます。
こちらのお宅の階段は、1階の玄関ホールから見た写真です。
右側は半階下りてガレージへ、左側は半階上がって中2階のLDKにつながるという階段です。
各階のフロアレベルが段違いになっているので、半地下→1階→中2階→2階と階段を半階ずつ利用して部屋に行くことになります。
そしてこのお宅では、中2階のLDK手前にある踊り場スペースを利用して、棚を造作しました。
奥行21㎝の棚ですが、DVDやCD、本を大量に収納できるようになっています。
コレクションを見せる棚にもなりますね♪
中2階LDKには、さらに半階上の畳スペースとつながる階段もあります。
LDKの視線が上につながることで空間にもより広がりができます。
そして、こちらのお宅の階段は1階リビングにある階段。
こちらは半階上がると・・・
中2階の物干しスペースにつながります。
階段の動線上にあるため、2階の個室からも利用しやすいスペースです。
乾いた洗濯ものを取って、お風呂に行く時なども便利に使えます。
ちなみに・・・
パネルカーテンで中を隠せるようになっています。
ということで、階段のご紹介はまたまた次回に続けたいと思います。
次回は『2階リビング』バージョンに♪
(ブログって一旦書き始めると、終わらない感じです・・・(^^;)
話は変わり・・・
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