夏が終わり、過ごしやすい秋が始まって・・・
風がここちよい季節となりました。
(少し肌寒い日もありますが(^_^;))
この時期は部屋の換気も兼ねて、窓を開けることが多いと思います。
ですから、この季節にはあまり必要ない24時間換気扇。
しかし、夏や冬の閉め切った部屋の中では必要不可欠な設備機械です。
(なぜなら、今の住宅は気密性がかなり高いからです。)
事務所にももちろん、いくつか換気扇をつけていますが・・・
業務を開始して11月で1年になるということもあり、24時間換気扇のフィルターが汚れていないかチェックしてみました!
これは、天井に取り付けるタイプの24時間換気扇。
個室などに取り付ける個別タイプの換気扇で、同時給排型です。
まずは脚立を用意して・・・
ルーバー(カバー)をはずします。
すぐにパカッととれるわけではなく・・・
バネになっている金具をはずしながら、の作業になります。
↓これがそのバネ。結構な力が入ります。
ルーバーをはずすと・・・
本体が見えました!
ということで、本体に入っている『給気清浄フィルター』から見てみます。
これは、室外からの花粉やほこりの進入を防ぐためのものですが・・・
少し汚れていました。
小さい虫もついていたりするので、軽く叩く(もちろん外で)か掃除機で吸い取ります。
(この給気フィルターは水洗い厳禁です。)
メーカーは2年を目安に取替えをおすすめしていますが、部屋の使用頻度によっても汚れ方が違ってきますね。
次に、『熱交換素子』をはずします。
この換気扇は『熱交換型』になっていて、空気がこの熱交換素子を経由することで、外気温の新鮮な空気をなるべく内気温に近づけて給気するという仕組みになっています。
ですから、冬場は冷たい空気がそのまま部屋に入ってくることがないため、アーキレーベルでは、寝室などには必ず熱交換型の換気扇をおすすめしています。
この黒いシートが排気フィルターになります。
これは、水洗いしてもOK。
少し汚れていましたが、掃除機をさっとかけるだけにしました。
熱交換素子自体も掃除機でホコリを吸い取ってもよいです。
それらが終わったら、あとは元通りに戻すのですが、入れる方向などを間違わないようにしなくてはいけません!
ただし、間違えないようにちゃんと形に沿って入れられるようになっていますのでご安心を。
(子供のおもちゃの立体パズルみたい・・・)
最後は、バネの踏ん張りに負けずにルーバーを取付直して、終了です!
結構大変ですが・・・
OBのお客様、頑張りましょう!
ちなみに、24時間換気扇には壁掛け式のタイプもあります。
以前、壁掛け式のお掃除の仕方のブログを書きましたが、もし興味のあるかたはこちらもご覧ください!
Suzuki