来週末行われる『重量木骨の家・構造見学会』の前に・・・
アーキレーベルで採用している構造体『SE構法』について、少しご説明したいと思います!
SE構法の良さは、耐震性を損なわずに魅力的な空間づくりが可能! という点です。
例えば・・・
吹抜けのある大きな空間をつくることが可能。
【作品事例020】
ビルトインガレージにも対応できる。
【作品事例021】
開放感のあるスキップフロアにも対応できる。
【作品事例018】
コンパクトな敷地での3階建てにも有利。
【作品事例017】
もちろん、耐震等級は最高等級の3を取っています。
どうしてそのような空間がつくれるかというと・・・
耐震性のあるフレーム構法だからというのは言うまでもありませんが、もうひとつの理由は・・・
SE構法は、『Safty Engineering』な工法だからです。
安全・工学という意味の頭文字を取って『SE』構法です。
『工学的に安全』という意味で使っています。
『工学的に安全 』というのはどういうことかというと・・・
『住宅1棟ごとに、構造計算をしている』ということです。
1棟ごとに地震力や風圧力を計算し・・・
構造体である柱と梁にどのような力がかかって、そしてそれらの力にきちんと耐えられるかどうかを計算しています。
実はこれは、2階建の木造住宅では法的に必要とされない計算なのです。
それをあえて行っているのが重量木骨の家。
それゆえ『工学的に安全な』空間がつくれ、魅力的な空間に安心して暮らすことができるのです。
お施主様にはお引渡し時に構造計算書はもちろん、それを簡単にまとめた『性能報告書』もお渡ししています。
そして、『工学的に安全な』家をつくるのにもう一つ重要なのが、『施工能力』です。
『SE構法』の構造体を形作っていくには様々なルールがあります。
そのルールにのっとってきちんと施工をしないと、いくら、計算上安全な構造であっても、机上の空論となってしまい意味がありません。
アーキレーベルでは、使われる釘の種類やピッチまで工事管理の記録(写真)にしっかり撮って、検査を受けています。
そしてそれらは、報告書としてまとめ、お引渡し時にお施主様にお渡ししています。
それらの内容も見学会でお伝えできればと思います!
Suzuki