もうとっくに梅雨入りした新潟ですが・・・
今日はご覧の通りの快晴です。
こんな日にしか、できないことと言えば・・・
一発仕上げの『土間コンクリート』打設です。
打設前に、たっぷりと散水してから・・・
ポンプ車で端から順に、少しずつ打っていきます。
と言っても・・・
早く仕上り具合を見たくて、ウズウズしているのですが・・・
ジッと我慢です。
最後の車両で生コンを調整して打ち終わり、ようやく全貌が見えてきました。
しかし、ここで終わると、『均し』で終わってしまうので・・・
まだ最後の大仕事が残っています。
それは、この『金ゴテ押え』です。
ほどよい感じに、表面の水が引いてきたところで・・・
左官屋さんが一斉に動き出します。
そうです。
押えのタイミングは『今』なのです!
表面を上から力を込めて金ゴテで押えることによって・・・
ツッルツルのピッカピカなコンクリート面になります。
しかし、ここまでは、プロの左官屋なら誰でもできます。
自分で言ってしまうのも、どうかとは思いますが・・・
弊社の真骨頂は、この絶妙なライン。
そう、この『水勾配』なのです。
それにしても・・・
今回の勾配には、最後まで悩まされました。
まず一点は・・・
間口の左右で300㎜以上の高低差。
(まあ、よくある程度なので、問題なし。)
次に・・・
建物と道路境界線が平行ではなく、斜めになっている。
(少し厄介だけど、長方形の敷地なんて何処にもないから大丈夫。)
そして、最後の難関がこの・・・
ポーチ前にある乗入用境界ブロックの高低差です。
新潟市により、乗入の切下げ幅は6m以内と決められているので・・・
玄関アプローチの正面がこんなことに。
それらをすべて、見事に収めたという・・・
『自画自賛』の一日でした。