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現場施工日記
アーキレーベルクオリティ
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『太陽光パネル』を敷設する、ということ・・・

6月といえば、『梅雨』。

ですが・・・
まだまだ心配の必要はなさそうです。
だって、こんなにもいい天気。
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本日、ここ北蒲原郡聖籠町の現場では・・・

朝からリフトで、『太陽光パネル』を揚げています。

3寸5分勾配(3.5/10)の立平葺きの屋根は、太陽光発電に効率的な角度(20~30度)には少し足りませんが・・・
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建物の高さを抑えるには、この屋根勾配が限度です。

早速、紐を張って墨出しをし、取付金具の位置を決めて・・・
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あとはひたすら取り付けていきます。
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と、ここで・・・
なぜにこんなにも、ひたすら取り付けているのかといいますと・・・
すべては建物のため!!
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実は、太陽光発電システムの設置で一番怖いのは、雨漏りのトラブル。
その主な原因は、『屋根に穴をあける工法』のせい。
ほとんどの場合、太陽光発電システム工事は取付金具をビスなどによって、垂木に直接固定する『穴開け工法』が用いられています。

しかし、この穴開け箇所から雨漏りが発生し、建物を劣化させてしまう例が少なくありません。
また、後付けでシステムを設置する場合、垂木とモジュールのサイズが合わないなどの問題で、野地板に固定する工法が多く用いられます。
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そこで、この『金属屋根に穴をあけない工法』の登場です!
この工法は、オリジナルの専用取付金具で、屋根材をつかみ込んで固定する工法なので・・・
金属屋根に一切穴をあけず、雨漏りの原因を作りません。

もちろん、太陽光メーカー純正の取付金具もあるのですが・・・
なぜか積雪地では取り付け不可能。
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だから、太陽光パネルは・・・
太陽光パネル専門店が施工するのが一番!
ではなくて・・・
本当は『屋根屋さん』が敷設するのが正解!!
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いったい何が悲しくて、新築の屋根にわざわざ穴をあけなければならないのでしょうか?

屋根って・・・
夏は触れないくらい熱くなるし、冬は冬で積雪で凍りつくくらいに冷たくなります。
つまり、毎年それを繰り返すので、伸びたり縮んだり・・・
とっても過酷な環境。
だから、いくらコーキング処理をしても、ビス等もその動きに追従はしますが、少なからず引っ張られています。
そのリスクを考えると、屋根に穴をあける施工方法なんて、アーキレーベルでは考えられません。

金具も屋根に対しての耐風圧を考慮して試験データがある等、根拠もあって安心だと考えます。