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現場施工日記
アーキレーベルクオリティ
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本当に大切なものって・・・

早いもので・・・
明日2/4(木)は『立春』。

暦の上では春を迎え、これからは徐々に日差しの強さが増してきますが・・・
新潟に春が来るのは、まだまだ先になりそうです。
(確かに、だいぶ日が長くなってきましたが・・・)
P1280727
そんな、まだ辺りに白いものが目立つ新潟市北区の現場では・・・

今日から掘削工事がスタートしました。

と、いきなりですが・・・
忘れないうちに、建物中央部に『鎮物』を埋めて・・・
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だいぶ根切りが進むと・・・

杭頭が露わになってきましたが、今回の地盤改良工事・・・。
いつもと同じ柱状改良ですけど、少し違和感が・・・?
P1280732
その違和感とは・・・
「なんか・・・、杭細くないですか?」

別にケチった訳ではなく、今回は『ピュアパイル工法』なのです。
一体何が違うのかといいますと・・・
一般的な柱状改良杭の直径は60㎝なのですが、ピュアパイルの直径は20㎝しかありません。

「ん、こんなに細くて大丈夫・・・?」とお思いでしょうが・・・
安心してください、ちゃんと効いてますよ。
なぜなら・・・
従来の柱状改良は現地の土とセメントミルクを攪拌して杭を築造するため、土質によって強度に大きなバラツキが見られましたが・・・
『ピュアパイル工法』は土が混入しないセメントミルクのみで杭を築造するため、均一で安定して高強度が発揮できます。
つまり、ピュアパイルの杭断面積(直径20cm)は一般的な柱状改良(直径60cm)の1/9ですが・・・
1本あたりの杭体強度は小径でも柱状改良の3倍程度になります。
そして、今回の現場では、そのφ200(長さ8.3m)の杭が38本!

しかし、声を大にして言いたいことは、そんなことではなく・・・
(現に、敷地の状況や地盤の状態に応じて、色々な工法の地盤改良を行っています。)
弊社では、地盤解析技術ならびに施工品質の高さを証明するために、『品質証明書』の発行を行っているということ!
(国内大手損害保険会社の引き受けによる、安心の地盤品質証明です。)
その補償期間は、判定日から始まる付帯期間と、引渡し日より数えて最高20年間続きます。
(以後、20年毎の定期点検・更新(有料)により、補償を生涯に亘り更新し続けることもできます。)
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あっという間に見えなくなって、今後将来に渡り、もう見ることもないでしょうが・・・
本当に大切なものって、『目に見えないもの』なのでしょうね。