構造見学会も終了し、内部の間仕切りや断熱材、電気の配線工事が進んでいます。
お客様のご要望をカタチにするのが私たち設計の役割ですが・・・
工事が始まってからは『お客様と決めたことを現場に伝える』ことも私たちの役割です。
そして・・・
『ちゃんと現場に伝わっているかどうかチェックする』のも私たちの仕事です。
洗濯脱衣室を例にあげると・・・
お客様と設計段階での打ち合わせでは、まず、パースを使ってイメージをお伝えします。
左側に洗濯機、右側に収納棚、洗濯機の上には窓があって・・・
窓との間には、洗剤などが置けるような小物棚をつけましょう。
・・・という具合です。
次に、工事が始まると・・・
図面(展開図)を用いて、収納棚の使い勝手や寸法など、細かい部分を決めていきます。
このときに、今使っている洗濯機の給水口に合わせて、洗濯用水栓やコンセントの位置を決めます。
こうして決定した図面を『これでお願いします!』と現場に渡し、図面をもとに工事を進めてもらいます。
配線、配管工事が進んだところで、現場でチェックするポイントとしては・・・
洗濯機用の水栓とコンセントの位置が気になります。
図面通りに左側に水栓、右側にコンセントなっているかな…
大丈夫でした。
窓下の・・・
左側の青い管が給水管、右側の黒い小さな箱がコンセントボックスになります。