塗り壁の質感はやはり魅力的です。
ですがクロスと比較するとやはりコストが少し高くなってしまう･･･


アーキレーベルでは「エッグウォール」という壁紙を一番最初にお奨めしています。
その名の通り「卵の壁」です。
卵の殻を細かーく砕いたものを壁紙にした建材です。
殻には小さな気孔(ヒヨコが酸素を取り込む為らしいです)が沢山あって
その無数の気孔によって調湿・脱臭効果が期待できるそうです。
また天然素材なのでﾋﾞﾆｰﾙ臭さもありませんし、小さなお子様にも安心ですね。
しかも、この卵の殻はマヨネーズ工場で捨てられるはずだった物をリユースしています。
地球にもやさしい。

あとは冒頭の続きですが、コストを抑えつつ左官仕上げのようなザラッとかつ滑らかな質感は魅力的です。
ぱっと見ﾋﾞﾆｰﾙｸﾛｽと同じ白ですが、空間の大きな面積を占めるので質感が違うと雰囲気も大きく変わります。
温かみがあったり、落ち着きが感じられたり、ザックリとした素朴さを感じたり･･･
(あくまで私の感想ですが＾＾； )
上の写真のように、灯の陰影がやんわりとして美しいです。

少し前にお引渡しした新潟市西区のお宅で窓の枠をクロス巻き込みにしました。（写真：上）
アール(角を丸く)で！
アールの仕上とエッグウォールの組み合わせはとても良いです。
光が回り込んで、お互いを引き立てあう感じです。

･･･と、話し出したら熱く長くなってしまいました。
普段あまり気に留めない壁ですが実は材質やちょっとした色の違いで
家の印象は大きく変わるものですね。
皆さんはどんな雰囲気がお好きでしょうか。