今年もいよいよ残りわずか。
ここ中央区明石の現場では、ようやく外周廻りの壁合板を張り終えました。
(ただし、1階間柱&サッシ無しの状態ですが・・・)
ここまで来れば、とりあえず雨風(雪も)の心配もないので・・・
1階の床合板を張ります。
(先日、床下の防蟻処理も終わったことですし・・・)
しかし、その前に・・・
基礎の平場部分に断熱材を貼ります。
実は基礎断熱にも2種類の方法がありまして、今回の設計は基礎の内部に断熱材を貼る『基礎内断熱』。
そして、もう一方のやり方が、基礎の外部に断熱材を貼る『基礎外断熱』。
建物全体の外張断熱工法ということから言えば、基礎外断熱が筋なのでしょうが・・・
どうも白蟻の害が心配でして・・・
(また、断熱材の上からモルタル仕上っていうのも、耐久性の面からしていかがなものかと・・・)
というわけで、基礎内断熱で施工しております。
(ただし、床下が結露しないように、床下内も24時間換気の排気ダクトを2本挿入し、給気グリルを5ヶ所設置して、空気を循環させる計画です。)
さらに付け加えますと・・・
本来なら、平場部分の断熱材は外周より1枚分(910㎜)貼ればいいのですが・・・
(耐圧盤の下側は外気に接していないので、断熱材は必要ないという考えから・・・)
お施主の意向により、全面貼っております。
(費用対効果で考えるとあまり期待はできませんが、確かに暖かそうです。)
それにしても、鋼製束の部分を切り欠いての敷き込みなので、ものすごく手間かかっています、はい。
(もちろん、切り欠いた部分には、この後発砲ウレタンを充填します。)
そして、さらに・・・!
床暖房パネルの下にも敷いています。
(床下に熱が逃げないようにね。)
以上、今までにないくらいに暖かそうな床下でした!