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現場施工日記
アーキレーベルクオリティ
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卵の殻の底力…

まだまだ寒さが厳しいですが、このところ(やっと)日が長くなってきましたね。

もういいかげん、そろそろ…
冬将軍の悪あがきも最後にしてもらいたいものです。

と、そんなことを思いながらも、内部では内装工事が進んでいますが…

下地処理を終えたボード面にこれから貼られるのは、もうお馴染みの…

『エッグウォール』です!

この エッグウォールの主原料は…
(年間25万tの卵を扱うというマヨネーズ最大手の)キューピー㈱のマヨネーズ工場で、これまでに廃棄されていた卵殻。
この工場から排出される卵殻の廃棄量は、年間で20万t。
その内約80%は処分費用をかけて、焼却・埋め立て処分されていたそうですが…
『卵殻を資源として循環させること』『卵殻のもつ機能を生かすこと』
この2つをテーマに開発されたのが、卵の殻をリユースした壁紙『エッグウォール』です。

ちなみに…
マヨネーズに使われるのは卵黄のみで、卵白はその他の食品に使用されるそうです。
そして卵殻も無駄にすることなく、エッグウォールの他、タイヤや靴のゴム底、チョーク等に再利用されて…
なんと! キューピーでは、100%のリサイクルを実現しているそうな…
(すばらしいですね。)

で、この限られた資源の有効利用といった『エコ』な側面はわかったけど…
機能的な面はどうなの? っていいますと…

まず、卵殻の成分は約94%が炭酸カルシウムでできています。
(殻の厚みは0.26mm~0.38mmで多孔質です。)

このたくさんあいている小さな穴のことを『気孔』と呼び…
この気孔の数は卵1個あたり7,000~17,000あります。
この気孔がヒヨコになるために必要な酸素を取り入れ、たまご内部で発生した二酸化炭素を排出する循環をしています。

この気孔の力が住宅室内の湿気を吸放湿し、湿気を適度に調湿してくれます。
つまり、室内の湿気上昇での発生するカビやダニを抑制する効果があるのです。
(こんなことを知ってしまうと、食卓のマヨネーズを見る目も変ってきます…)

この塗り壁のようなテクスチュアのエッグウォールは…
昼間は明るく爽やかな空間を…
そして、夜は照明の明かりを反射して、柔らかく温かみのある空間をつくり出してくれることでしょう…