日一日と秋めいていくような今日この頃…
体調を崩しやすい季節の変わり目ですが、風邪などひかれた方はいませんでしょうか?
そんな刻々と移り変わる季節同様、現場も目まぐるしく変わっており…
内部では、チェリー色に着色した『ナラ』無垢フローリングを張っています。
一方、外部では…
外壁、最後の仕事…
ウッドサイディングを張り始めました。
前もって、オスモカラーの『ウッドステインプロテクター』を塗っておいた本体を…
向かって左から順番に張っていくのですが…
西面が張り終ると、つづいて南面へと回り込み…
このままどんどん大工に張っていってもらい…
部材が足りるかどうか、早く確認したいのですが…
上で張る者と、下で加工する者とで、労力が分散するので…
簡単なように見えて、(意外と…)なかなか思うようには進みません。
このように…
(内部の無垢フローリングにしろ、外部のウッドサイディングにしろ)1枚1枚張っていく木材は、とても手間がかかるのですが…
外装に木材を張った建物は、様々な景観にも自然と溶け込み、街行く人の心を和ませるでしょうし…
また、内装に木材を張った室内に入ると、木肌の柔らかな光沢や木目に、穏やかな美しさを感じさせてくれます。
それは、きっと…
(無機質で均一化された工業製品では味わえない)自然に育まれた木目や節模様が、人々の感性に『自然の美しさ』を語りかけるからで…
日本の気候風土に最も適した自然の素材であり、四季を愛し、自然を尊ぶ、我々日本人が長年育んできた精神性や文化と深く結びついているのでしょうね…